「登山」を趣味にしよう

山でのケガ・病気の対策方法!しっかり身につけておこう!

山でのケガ・病気の対策方法!しっかり身につけておこう!

半年ほど登山から離れ、久しぶりに山に登った下山時にヒザが痛くなりやすい、私とんまるです。

山でのケガは、特に下山時に起こりやすいものです。

下りのほうが転倒しやすいことに加えて、疲れや気のゆるみなどさまざまな要因が絡まっています。ケガをしないように気を付けるのはもちろんですが、もしものときのためにファーストエイドキットは必ず持っていきましょう。

骨折やねんざのときに使う三角巾は、タオルなどでも代用できます。持っているものを最大限に利用して、できる対策はすべて行いましょう。

また、山でかかりやすい病気(症状)に高山病や熱中症があげられますが、事前の対策を怠らなければある程度防ぐことができます。山では近くに病院がないので、対策を徹底するのが基本中の基本です!

とは言っても、起こってしまうものがケガや病気です。そんな時の対策方法をいくつかご紹介したいと思います!

病気やケガをしてしまったら?

ケガや病気に遭わないことが一番ですが、もし病気やケガを負ってしまった場合どうすればいいのか、ということについてです。山に行く前に、万が一の事態に備えて応急処置の方法を勉強しておきましょう!

冷静に状況を判断

思わぬケガをしたり、メンバーが病気になると、どうしても慌ててしまうものです。

そんなときでも、努めて冷静に状況を判断することが重要です。まずは手持ちの道具で応急手当後、自力で下山できるか判断をします。もし近くに山小屋があるときは、グループの誰かが助けを呼びに行くという方法もあります。

もし一人で登山している場合に自力で下山できないと判断した場合は、躊躇せずにスマホ(携帯電話)で救助要請を行ってください!

あるもので、最善の対策を考える

スズメバチに刺されたらポイズンリムーバーで毒抜きする、骨が折れていたらよい枝を探して探してきて添え木にするなど、その場でできる対策を行い被害を最小限にとどめしょう。

使い捨てのポリ手袋を持っていけば、ケガをしたときに人から人へ病気が移るのを防ぐことができます。落ち着いて症状の重さを判断し、その後の対応を決めることが大切です!

  • 山岳保険に入っておけば金銭面では安心
    山岳保険は、山での遭難、ケガ、災害などをカバーしてくれる保険のことです。その人の状況やレベル、求める保障などによってさまざまなタイプから選ぶことができます。ついている保障条件によって金額もまちまちですが、何度も登山に行く人は年間契約のほうがお得です。たまに楽しむだけの人は、1回かけ捨てタイプもあります。

 

軽いケガの応急手当

ケガの中でも群を抜いて発生頻度が高いものが、こちらの3つです!

知識として身につけていれば、自分だけでなく、ほかの登山者が同症状で動けなくなってしまっている時も助けてあげられます。

足がつった!

足の筋肉がつる、別名「こむら返り」。

自分の意志に反して筋肉が収縮して、激しい痛みを伴う症状です。マッサージして少しずつ筋肉を伸ばしていきましょう。

特に体が冷えたり水分不足のときはつりやすくなるので、保温に努め、こまめに水を飲んで予防を行いましょう!なってしまったら、スポーツドリンクなどで十分に水分を補給してください。

すりむいた!靴ずれが痛い!

ばい菌が入ってしまわないよう、まずはキズ口を洗浄します。

予備に持っていた水が大活躍します!先に穴のあいたフタにつけかえて、水の勢いで泥や菌を洗い流します。その後は、絆創膏やテーピングなどでキズ口を保護するのが基本です。

キズが浅くて動けるようなら、少し休んでから残りの行程を楽しめるかもしれません。小さな傷でも、箇所によっては大きな痛みを伴うこともあります。無理だと感じたら、すぐに下山しましょう。

ひざが痛い!

ひざが痛くなる原因は、日常のトレーニング不足が考えられます。

ひざのまわりの筋肉が鍛えられていないため、負担に耐えられなくなって起こることもあるようです。日頃からひざ周辺の筋トレをして、予防していきましょう。

ひざが痛くなった時は、テーピングをY字に切って、ひざの皿のまわりを圧迫して動かないようにすれば、痛みが軽減できることもあります。テーピングのパターンをいくつか覚えておくのもオススメです!

 

動けなくなりそうなケガの処置

動けないほど痛い、痛みが全く引かない、これはヤバい!と感じる時、そんな時は必ず下山を決断してください!

無理に続けようとすると二次災害を招いてしまいます。

ねんざ

足をねんざしたらすぐ、濡らしたタオルなどで冷やします。雪がある場合は、それを使ったほうがもっと効果的です。

痛みが軽くなるまでそのまましばらく休みましょう。また、テーピングで患部を巻き、動かないようにするという方法もあります。

骨折

手の骨折より、足の骨折のほうがやっかいです。

手なら、添え木をしてそのまま下山することが可能な場合もありますが、足だとそうはいきません。また、骨が皮膚から飛び出ている開放骨折の場合は、6時間以内に接合手術を受けないと大きな後遺症が残ってしまう可能性が極めて高いので、少しでも早く下山して病院へ行きましょう!

出血が止まらない!

まず患部にタオルかガーゼを当てて、圧迫止血を行いましょう。皮膚が裂けている場合は、きず口が開いてしまわないように、テーピングで貼り付けます。

静脈からの出血であれば、止まることが多いです。しばらくは安静にしましょう。

出てくる血が鮮やかな赤色で、勢いがある場合は、動脈からの出血である可能性が高いので、すぐに救助を呼んで速やかに下山し、医師の治療を受ける必要があります!

 

山でかかりやすい病気・症状の対策

これからご紹介する症状なんですが、誰しもが経験しやすい、また経験したことがある人も少なくないのではないかと思います。ちなみに私は症状的には軽かったですけど一通り全部経験しています。

それだけ発生頻度が高いものですが、対策方法を知っておくことで冷静に対応できるものです。また事前に行える対策方法を身につけておくことで、万全の体制で山に登ることができます。

高山病対策はゆっくりペース

高い山の上で低酸素状態になると引き起こされる症状です。標高2,400メートルあたりからかかりやすくなります。

めまいや吐き気などから始まり、ひどい場合は肺水腫で命に関わる恐れもあります。オーバーペースで登ると酸欠になりやすいので、ゆっくり進むことが大切です!登山口の標高が高いときは、1時間くらい周囲を歩いて体を慣らしましょう。

※片頭痛持ちの人は特になりやすいといわれています。水をこまめに飲んで予防しましょう。

熱中症には水分・塩分補給

暑い日には汗をかきますが、それに合わせて水分補給が追いついていないと、熱中症にかかりやすくなります。

頭がくらくらする、吐き気、めまい、頭痛などの症状をはじめ、ひどいときには倒れてしまうこともあります。塩分不足が原因でもあるので、暑い日や湿度が高い日は真水よりスポーツドリンクを飲むのがオススメです!

症状が出たら日陰に移動し、ベルトや胸元をゆるめて横になります。水分・塩分をとりつつ回復を待ちましょう。

低体温症にはエネルギー補給

気温が低い雪山はもちろん、真夏の山でも汗や雨などで濡れた体に風があたるとかかる症状です。最悪の場合は死にいたる危険性もあります。

エネルギーが足りないと体温が上がりにくくなるので、こまめに行動食をとってエネルギー補給をしましょう!温かい飲み物は体を内部から温めてくれるので、速効性があります。

早めに対策をとり、適切な処置を施せば回復する可能性は高いといわれています。

 

どうする?救助のQ&A

救助要請が必要だと判断した時、いろいろと不安や疑問があるかと思います。

もしもの時のために、不安・疑問は解消しておきましょう!

救助はどうやって呼ぶの?

救助の要請は、地元の警察署に連絡をするのが一般的です。

登山の計画をするときに地元の警察署の連絡先を調べておき、その際に手元に控えたり、スマホ(携帯電話)に登録しておきましょう。また、救助は110番でも119番でも対応してくれます。ただし、山では電話が通じない場所や電池切れなど不測の事態もあることを念頭においておきましょう。

※登山計画書を必ず投函しておきましょう!

救助を呼ぶとお金がかかるの?

警察、消防、自衛隊などのヘリコプターや救助隊の代金は、公費でまかなわれています。

救助された人が払う必要はありませんが、実際金額として算出するとするならばかなりの高額です!しかも、救助隊員も命がけで来てくれるのです。「ピンチになったら救助」「お金もかからないならいいわ」と安易に考えるのではなく、そうならないようにしっかりと登山計画作りから取り組み行動するのが重要です!

※民間機関が助けてくれたときは、お金がかかることもあります。この場合の補償がついた山岳保険もありますので、検討してみてください。

自分の居場所を知らせるには?

自分がケガをして動けないとき、山小屋まで駆け込んでもらうなど、ほかの誰かに救助をお願いすることもあります。

その場合は、正確に相手に状況を伝えなくてはなりません。グループの誰かならまだしも、通りかかりの登山者に頼むならなおさらです。自分の氏名や状況、いる場所、家族の連絡先などを紙に書いて、相手に渡しましょう。

※伝言ゲームでは状況は混乱するだけになります。紙に書いて冷静な第三者に渡すとスムーズです。

 

まとめ

病気やケガは、誰でも遭ってしまう可能性があるものです。「自分は大丈夫」という思いは捨て、万一に備えて登山の前からの体力作りや登山計画作りから取り組むようにしましょう。

自分だけではなく、他の登山者の人の手助けにもなれる知識となるので、身につけておいて損はありません!

また、救助要請が必要となった時にスマホ(携帯電話)のバッテリー切れを防ぐためにも、モバイルバッテリーを持参しておくことをオススメします!

 

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です