「登山」を趣味にしよう

トラブルシミュレーションで危険を回避する方法!安全は登山計画から

トラブルシミュレーションで危険を回避する方法!安全は登山計画から

登山では、常に危険なケースを想定しながら歩くことが重要です!

できれば登山に出かける前に、ルートとコースを把握した上でのシミュレーションを行い、必要な危険回避策まで想定しておくことがオススメです。

事前にトラブルシミュレーション

山では、ただ漠然と歩くのではなく、危険なケースをシミュレーションするのが大切です。慣れた人は、危険の予測を習慣化しています。

計画段階から、地図を見てどこに危険箇所があるのかチェックしておくのがコツです。山はとても楽しいけれど、自然の恐ろしさや、常に危険と隣り合わせだということを理解しておいてくださいね!

判断を誤ると命に関わる場合もあります。通行止めになっているところは、その先に崩落など危険箇所があるので絶対に行かないようにしましょう!

クマなどの足跡や、木につけられた爪痕など動物のサイン(フィールドサイン:野生動物の生活痕)も確認しましょう。

夏の沢など水辺はブヨが多いので、対策は万全に行うことです!

出合うかもしれない要注意の動植物

知識として知っていると知らないとでは雲泥の差です!いざという時のためにしっかり知識として身に付けておきましょう。

マムシ

初夏の藪に出やすいです。

足を噛まれることが多いので、足はむき出しにしないようにしておいてください。登山靴は足首まであるタイプのほうが、噛まれた時も安心です。マムシがいそうな場所はストックでつつきながら進みましょう。

クマ

クマのほうが先に人間の気配を感じて遠ざかってくれるため、出合う確率は低いですが、クマが出現しそうな山にはクマ除けの鈴をつけて、歌をうたいながら歩くなどしてこちらの存在をクマに教えるように進みましょう。

出合った時は、「キャーッ」と大声を出して逃げると追いかけてくる習性があるので、前を向いたままゆっくり後ずさりしながら逃げます。

サル

目が合うと牙をむき威嚇されるので、決して目を合わせないようにしましょう。また、食べ物は絶対にサルに見せないようにしてください。

群れで行動しているため、囲まれるとすごくコワいです!頭がいいので、置いてあるザックの中から食べ物を盗み出すこともあるので注意です。

ウルシ

登山道より、少し外れたところに多く生えています。

覚えておいて触らないように注意しましょう。かぶれてしまったら、かゆみがとても強いのですぐに病院へ行くようにしましょう。

ブヨ・蚊

刺されると大きく腫れることもあります。

命に関わる心配はないけど、目の周りを挿されると腫れにより視界がさえぎられることもあります。虫除けスプレーやミントスプレーで寄せ空けない対策をしておきましょう。

スズメバチ

黒いものに寄ってくる習性があるため、ハチが多そうな山には黒いウェアは避けたほうが無難です。

また、強いにおいに引き寄せられるので、特に女性の人は香水はつけないほうがいいです。刺された時はすぐに下山して病院に行きましょう。

 

起こりうる自然災害や危険

天候が変化しやすい山では、自然災害からの危険は非常に多いものとなります。

「想定外だった」では済まされない事態へと発展する可能性もあるので、事前に危険予知を行い身を守れる対応策を身に付けておきましょう!

落石や滑落、転落

崖の下は特に落石が多いので、通るときは上を確認しながら歩きましょう。また、足場が悪いと滑り落ちることがあります。

登山道を踏み外したり、浮き石を踏まないように注意しましょう。常に気を抜かないよう、注意力を保っておく必要があります。

滑り落ちたときに、場所や打ちどころが悪いと大変なことになります。大雨の後は落石の危険性も高まるので、崖下の通過には細心の注意を払いましょう。

雨天時は滑りやすくなったり、視界がきかず危険度が増します!

稜線(山の一番高いところの連なり)での悪天候

稜線で最も怖いのは雷です!

稜線は逃げ場がないので、雷注意報が出ているときは、稜線を歩かないように計画を変更するのがベターです!もし雷に遭ってしまったら、なるべく稜線から下がった場所に逃げてください。周りに隠れる場所が場合は、少しでも低い場所で身を低く構えて雷がおさまるのを待ちます。近くに山小屋がある場合は、山小屋建物内へ避難しましょう。

また、稜線は風雨の影響を直接受けやすく、ウェアが濡れて冷えてしまうと夏でも低体温症になることがあります。

濡れるだけでも体は冷えるうえ、風速1メートルにつき体感温度は1℃下がるので要注意です!

沢の増水

普段は飛び石つたいに渡れる程度の沢が、雨の影響で腰くらいの水位になってしまうことがあります。

特に下りのルートでは、増水した沢を渡らないと帰れないことがあります。無理に渡って、流されてしまったら大変です!(流される人、実際にいます)また、鉄砲水(土石流)が起こることも想定できるので、できるだけ早く沢から離れてください。

一気に増水した沢は、水が引くのも早いものです。雨がやんでしばらくすると水量が減るので、無理せずにそれを待って安全に渡るようにしましょう。

沢が増水している時は、登山計画は時間に持ち越すようにし、危険性が低くなるまで待ちましょう。命には代えられません!

 

まとめ

今回は、事前にトラブルシミュレーションを行う必要がある主要な項目をあげさせていただきました。

登る山によって、また上る時間帯(昼間・夜間)によっても想定されるトラブルは異なってきます。しっかりと情報収集を行い危険を予測し、その場面に身を置かれたときに落ち着いて対応できるようにシミュレーションをしておきましょう。

 

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